選別交配の結果生まれたフルレッドに近い体色のレッドビーです。
数年前にドイツの1都市から広まった血統で、その見た目の通り赤を強調するべく交配がなされています。体に白が入る個体と入らない個体があり、頭部にはどちらも共通して白が入ります。赤色の濃さについては、最近の一般的な国産レッドビーにやや劣るか同程度です。広範囲に渡る赤色にさすワンポイントの白が可愛らしいシュリンプです。ローキックからの販売名称をサンタビーとしています。
これまでローキックよりご紹介したドイツ産の新着種は完成された美しさをもつシュリンプが多かったですが、ことサンタビーに関しては、可愛らしいというだけでなく今後の日本での進化に期待がもてます。
大まかには選別交配によって赤色が広範囲に出現しやすいようですが、色の濃さや固定率などはまだまだ改良の余地がありそうです。真っ赤な体躯に白脚や赤足、さらに真黒なサンタなど、創造の楽しみが広がります。